世界気象デー
1950年(昭和25年)の今日、世界気象機関条約が発効したことを受けて世界気象機関が発足しました。
その発足10年を記念して制定されたのが「世界気象デー」です。
各国と協力して気候変動対策などに取り組んでいるのもこの機関です。毎年のように異常気象が続く現在において、ますます重要性が増しています。
気象といえば、ちょうどこの時期雨がだらだらと降り続いたりします。
菜の花が咲く頃なので「菜種梅雨」と呼ばれます。
また「春の長雨」「春雨」「催花雨(さいかう)」「春霖(しゅんりん)」などのことばもあります。
気象にまつわる雅(みやび)なことばは他にもあります。
【Q1】強く降ってすぐ止む雨のことで「群れた雨」という意味から出来たことばはなんですか?
【ヒント】物語の中に剣の名前としても出てきます。
【答】村雨
【Q2】驟雨(しゅうう)というのはどんな雨のことですか?
A ずっと降り続く激しい雨
B にわか雨
C しとしとと降る雨
【答】B にわか雨
【Q3】時雨というのはどんな雨ですか?
A 主に秋から冬にかけて、降ってはすぐ止むような雨
B 季節の変わり目にだらだらと降る雨
C 春に雷を伴って降る激しい雨
【答】A 主に秋から冬にかけて、降ってはすぐ止むような雨
【Q4】松に吹き付けて音を立てさせるような風をなんといいますか?
【ヒント】同名のお菓子があります。
【答】松風
【Q5】初夏の頃、青葉の香りを含んで吹く穏やかな風をなんといいますか?
【ヒント】夏の季語
【答】薫風
【Q6】浜に吹く風はなんといいますか?別名浦風ともいいます。
【ヒント】甲子園球場によく吹き込んで来て名物とも呼ばれています。
【答】浜風
【Q7】細かく降る雪のことをなんといいますか?
【ヒント】谷崎潤一郎の小説にも同名のものがあります。
【答】細雪
天気記号クイズもありますよ。 ↓ ↓ ↓

南岸低気圧の影響で、関東地方で季節外れの大雪が降る
1986年(昭和61)の今日の出来事です。
南岸低気圧とは、「1~4月頃に多く、日本列島の南岸を進んでいく低気圧」のこと。
寒気を運ぶことが多いです。
また、太平洋側に大雨や大雪を降らせることも多くあります。
この日の雪は東京都心でも9cmの積雪を記録し、栃木県日光市と河口湖では75cmの深さになったそうです。
誕生日
●北大路魯山人(芸術家 1883年)
画家、陶芸家、書道家、料理家、美食家などたくさんの顔を持っている人です。
会員制食堂である「美食倶楽部」を設立し、自ら料理や、それを盛り付ける食器を創作したりしました。
さらにその後東京永田町の「星丘茶寮(ほしがおかさりょう)」の顧問となり、会員制高級料亭を始めました。
ただ傲岸不遜、気難しいなど性格に難ありだったようです。
●黒澤明(映画監督 1910年)
「世界の黒澤」と言われる世界的にも有名で影響力ある監督でした。
処女作は「姿三四郎」という作品ですが、この作品が高評価を得ていくつもの賞を受賞し、処女作で監督としての地位を固めたと言われています。
他の作品は「羅生門」「七人の侍」「乱」「影武者」などがあり、「アカデミー賞」「カンヌ国際映画祭」「ヴェネツィア国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」など国内外多数の映画賞を受賞しています。
海外の有名な監督である、コッポラやルーカス、スピルバーグなどの作品に影響を与えています。
●川上哲治(野球選手、監督 1920年)
日本プロ野球史上初の2000安打達成、また、監督としてもジャイアンツ黄金時代を築いて9年連続セ・リーグ優勝に導きました。
【Q】川上さんは現役時代、打撃に優れていたことから何と呼ばれていましたか?
【答】打撃の神様
●津本陽(作家 1929年)
歴史小説が多いです。
ご本人も剣道三段、抜刀道五段の腕前ということで、剣豪ものの描写に定評があります。
「下天は夢か」「塚原卜伝十二番勝負」「柳生十兵衛七番勝負」など。