庭の日
4(よい)2(に)8(わ)の語呂合わせ。
日本の伝統的な庭を日本庭園といいますね。
その歴史は古く、7世紀後半には池のある庭の跡が見つかっていますし、平安時代の中頃には「作庭記」という庭造りの本が書かれています。
日本庭園は、池や池にかかる橋、「築山」と呼ばれる人工的に作った山や、石灯籠、東屋(あずまや)などを作って、四季それぞれの景色を味わえるように造ってあるのが特徴です。
西洋の線対称の人工的な庭と違って、人工でありながら自然の風景を再現しようとしているのも特徴です。
【Q1】日本庭園に、土に起伏をつけて山に見立てるものをなんといいますか?
【答】築山
【Q2】日本庭園の中にあるもので、「山岳」をあらわすために配置されるものは何ですか?
【ヒント】山岳なのでゴツゴツした感じ
【答】石
【Q3】石で作るもので、日本庭園に趣を添えるために置かれるものは何ですか?
【ヒント】元々はお寺や神社などでは灯をともすために置かれます。
【答】石灯籠
【Q4】石を土の上に置いて踏んで歩けるようにしたものを何といいますか?
【ヒント】置き方によって「千鳥打ち」や「二連打ち」などの名前があります。
【答】飛び石
【Q5】庭園の中に休憩したり、眺めを楽しむために作られた建物で柱と屋根で壁がほとんどないものは何ですか?
【答】東屋(あずまや) 四阿(しあ)ともいいます。
【Q6】水を使わずに白砂などで水の流れを表現した庭を何といいますか?
【ヒント】京都の龍安寺(りょうあんじ)などが有名。
【答】枯山水
【Q7】庭を造る際に、庭園の外の風景も庭の要素として利用することを何といいますか?
【ヒント】外の景色を借りることです。
【答】借景
【Q8】身を清めるため置かれた水を張った鉢のことを何といいますか?
石臼に穴を開けたものなどがあります。
【答】手水鉢(ちょうずばち)
【Q9】庭園の池に作られた島を何といいますか?
【ヒント】池の中の島。
【答】中島
【Q10】日本三大名園はどこでしょうか?
【答】兼六園(石川県金沢市)、後楽園(岡山県岡山市)、偕楽園(茨木県水戸市)
象の日
1729年の今日、ベトナムからやって来た象が天皇に披露された日です。
天皇の謁見には官位が必要だったので、この象には「広南従四位白象(こうなんじゅうしいはくぞう)」という位が与えられたそうです。
1729年といえば江戸時代です。
江戸時代に象がやって来ていたとは驚きです。
どうやってやって来たのか?
この象は八代将軍徳川吉宗への献上品としてベトナムからやって来ました。
まず長崎に到着し、そこから京都で天皇が謁見され、さらに江戸までの道のりを歩いて移動したそうです。
移動中に見かけた人がいたかわかりませんが、びっくりしたでしょうね。
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初の文化勲章授与
1937年(昭和12)の今日、初の文化勲章が授与されました。
文化勲章は科学や芸術の分野でめざましい功績のあった方に授与される賞です。
この時は小説では幸田露伴、日本画で横山大観などが受賞しました。
栄えある文化勲章ですが、受賞を辞退した人もいて、例えばノーベル文学賞受賞者の作家大江健三郎さんや、女優の杉村春子さんなどです。
誕生日
●オスカー・シンドラー(ドイツの実業家 1908年)
第二次大戦中、自身の経営する工場で雇っていたユダヤ人1,200人の命を救ったとされる人物です。
「シンドラーのリスト」という映画になり、名前が知られるようになりました。
日本人にもオスカー・シンドラーのように、第二次大戦中にドイツの迫害から逃れてきた難民を救った人物がいます。
杉原千畝(ちうね)という人で、リトアニアの領事館に勤務していたとき、日本の外務省に反してビザを発給して多くの避難民を助けました。
その避難民の多くはユダヤ人だったそうで「東洋のシンドラー」と呼ばれています。