お正月飾り
昔から、年神様をお迎えするためには、年内にちゃんとお正月飾りを準備しなければ悪いことが起きると言われていました。
今日はしめ縄や門松などのお正月の準備をするラストチャンスです。
というのも、お正月の準備をするのにタブーの日があるからです。
●29日・・・二重苦
●31日・・・一夜飾り
でどちらも縁起が悪いとされています。
ということで30日の今日がラストチャンスとなります。
お正月飾りの意味についてはこちら。 ↓ ↓ ↓

大納会
「大納会」というのは、証券取引所のその年最後の立ち合いのことです。
最後の営業日といってもいいですね。
かつてはお役所などの「御用納め」と同じ28日に大納会をしていたようですが、少しでも営業日数を増やすためにぎりぎりの30日に行うようになったとか。
ちなみに年が明けての取引の初めである「大発会」もかつて1月6日だったのが、早めて1月4日からになっています。
大納会のときにはセレモニーが東京、大阪それぞれの取引所で行われますが、毎回ゲストが呼ばれて手締めや万歳三唱などをしています。
2022年は東京会場は脚本家の三谷幸喜氏、大阪はプロゴルファーの山下美夢有(みゆう)氏、西村優菜(ゆな)氏でした。
最近では、大納会、大発会の模様をYouTubeでライブ配信までしています。
【Q1】大納会の時は相場の傾向はどうなりがちですか?
A 上昇
B 下降
C 特に変わらない
【答】A 上昇
大納会の1週間くらい前に節税対策で売り注文が発生するので、反動で大納会の時は上昇する傾向にあるそうです。
【Q2】大発会の時の相場の傾向はどうなりがちですか?
A 上昇
B 下降
C 変わらない
【答】A 上昇
こちらは、これから良くなって欲しいという投資家心理を反映しているそうです。
【Q3】Q2の時のように、何かのイベントに合わせて相場が上昇する現象をなんといいますか?「~相場」といいます。
【ヒント】新規株の上場などの時も起きます。上がることを期待しての上昇です。
【答】ご祝儀相場
参考:東海東京証券
決闘罪
1889年の今日、決闘を禁止する「決闘罪に関する件」という法律が公布されました。
これは決闘を申し込んだ人も申し込まれた人も、立ち会った人、証人、付添人、場所を提供した人にも適用されます。
決闘と聞くと、「高田の馬場の決闘」とか昔見た西部劇のワンシーンとかを思い浮かべてしまいますね。
明治の世になって制定する必要があったのかなと思いますが、どうやらあったようです。
制定の前年である1888年、雑誌「日本人」社員であった松岡なる人物が高島炭鉱の惨状を記事にしたところ、当時新聞記者でのちに首相となる犬養毅(つよし)が「朝野新聞」紙上で否認したため松岡氏がなんと犬養あてに決闘を申し込んだそうです。
犬養毅は相手にしませんでしたが、ちょうど光妙寺三郎という大審院検事が「決闘は文明の華」と唱えた時期と重なり世論が沸いて、あちこちで決闘の申し込みが頻発したそうです。
とはいえ、実際にはそんなに使われることのない法律ではあり「過去の遺物」扱いされていました。
【Q1】ボクシングなど格闘技は決闘罪にあたるでしょうか?
【答】当たらない
あくまでもスポーツ。
【Q2】少年同士による喧嘩、いわゆる「タイマン」は決闘罪になるでしょうか?
【答】決闘罪になる
暴行罪、傷害罪などで立件することが難しい事件を解決するのに「決闘罪」が活躍しています。
ちなみに2005年は34名が適用されたようです。
誕生日
●ユージン・スミス(アメリカの写真家 1918年)
戦争写真家としてサイパン、硫黄島などに派遣されています。
その後、来日し、3年間熊本県の水俣市に住んで水俣病を取材、写真集「MINAMATA」を出版しました。
2018年(平成30)、ユージンの水俣病取材を題材にした映画「MINAMATA-ミナマタ-」がジョニー・デップ主演で公開されました。
●元木大介(元プロ野球選手 1971年)
高校時代は甲子園通算6本塁打など清原に次ぐ記録の持ち主で、女性ファンも多く人気選手でした。
野球センスがよく長嶋茂雄監督からつけられたあだ名は「くせ者」。
●タイガー・ウッズ(アメリカのプロゴルファー 1975年)
マスターズ、全米プロゴルフ選手権、全米オープン、全英オープンの4大大会での優勝15回(歴代2位)、トリプルグランドスラム達成など数々の活躍で「史上最高の選手」と言われています。
また、スポーツ選手長者番付1位を10年連続達成など、「アメリカ史上最も成功した現役で活躍するスポーツ選手」と評されました。