二十四節気 PR

二十四節気 大暑

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大暑

7月23日~8月7日。

小暑の次は「大暑」。
その字の通り、大いに暑い時期に入ります。
日差しも強く、青空に入道雲、地面にはゆらゆらと陽炎がたちます。

特に、この数年は地球温暖化の影響か、気温が40℃近くまで上がるのが当たり前のようになりました。
30、40年ほど前は、日中32℃くらいでも「今日は気温が高いなぁ」と思いながら、なんだかんだ外で運動などしてたんですよね。
今やると死んでしまいますね。

七十二候

二十四節気大暑の候は以下の3つです。

初候: 桐始めて花を結ぶ(きりはじめてはなをむすぶ)

桐の花

7月23~27日頃。

桜と入れ替わるように5、6月頃、釣鐘のような形の淡い紫の花を咲かせます。
花の後は3~4㎝くらいの卵型の実ができます。
実が出来た頃には、来年咲く花のつぼみが枝先に出来ています。

桐の実
桐の実

桐は水を通しにくく、断熱性に優れ、木目も美しいのでタンスや建具などいろいろなものに使われています。
昔は娘が生まれると庭に桐を植え、嫁入りの時にタンスをこしらえて持たせたそうです。

次候: 土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)

ビール

7月28~8月2日頃。

「土潤いて溽し(むし)暑し」
夏に夕立が来ると、湿った地面からもわっと熱気が立ち上って余計暑くなります。
まさにその意味です。
「溽」の字が湿気が多く暑いという意味で、日本の蒸すような夏の暑さを「溽暑(じょくしょ)」と呼ぶそうです。

【暑気払い】
まさに夏の暑さを払いのける行動のこと。
どんなことをしますか?
・ビールで宴会
・打ち水
・行水
・アイスクリームやかき氷など冷たい食べ物 など 。
みんなでアイディアを出し合っても楽しいかも。

末候: 大雨時行る(たいうときどきふる)

夕立

8月2~7日頃

七十二候では夏の最後の終わりです。
夕立などの大雨が激しく降ることをいっています。
この頃はもっぱら「ゲリラ豪雨」ですね。
「夕立」なんてかわいいもんでしたね。

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