お話のネタ PR

【高齢者レク】日露戦争 しりとり手毬唄とは?【お話のネタ】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

なんで、このしりとり手毬唄をわざわざ記事として取り上げたかと言うと、9月13日なのですが「乃木大将の日」という記念日があります。

そのお話しの時にこの歌をご紹介したのですが、最初そんな歌あったかな?という顔をしていらっしゃったのですが、私が歌ってみせたら、
「あぁ!思い出した!」と言って歌い始めた方がいらっしゃいました。

そして、金の玉のところでみんな爆笑。

「金の玉ってなんですかね?」「そりゃ、〇タマよ~」
ちょっと品がなくなりましたが、意外と下ネタ好きなんですね、利用者さん。

下ネタも使いようなので、「金の玉」を許してくれそうな施設であれば試してみてください。

日露戦争簡単すぎるおさらい

ちょっとおさらいすると、
日露戦争は1904年、日本とロシアの間で起きた戦争です。
当時は欧米列強が強かった時代なので、大国ロシアと小さな島国日本ではロシア有利と思われていたと思います。

日露戦争でのよく知られた戦いは、乃木将軍の旅順要塞を陥落させた旅順攻囲戦、203高地の攻撃などで映画などの題材にもなっています。
また、バルチック艦隊と呼ばれた、当時最新鋭艦を擁した艦隊との戦いで、日本の連合艦隊がほぼ無傷の状態で勝利をおさめた日本海海戦などは、世界を震撼させるほどの驚きだったそうです。

しりとり手毬唄の前に知っておいて

しりとり手毬唄に入る前に予備知識

乃木将軍
乃木希典。乃木将軍、乃木大将などと呼ばれ、日露戦争では旅順攻囲戦の指揮をとったこと、また明治天皇崩御の際の殉死で有名です。
また、人柄は国内外問わず評価されていたようで、日露戦争において敵将に対して帯剣を許す等の敬意ある処遇が世界からも賞賛されました。

クロパトキン
日露戦争前に陸軍大臣に任命されて、日本にも国賓として来日しています。
日本軍を高評価していたので、日露戦争には反対の立場だったようですが、開戦したためロシア満州軍総司令官として戦うことになります。

では、いよいよしりとり手毬唄の歌詞紹介

地方によって微妙に歌詞が違います。
ここでご紹介するのは私が祖母に聞いた熊本バージョンです。

しりとり歌歌詞

ニッポンの 乃木さんが 凱旋す

※すずめ めじろ ロシヤ 野蛮国(やばんこく)
 
クロパトキン 金の玉 

負けて逃げるはチャンチャンぼう 棒でたたくは犬殺し

シベリア鉄道あるけれど 土瓶の口から火をふけば 

バルチック艦隊壊滅す※

※すずめ めじろ・・・

”壊滅す”まで行くと、再び すずめ めじろ・・・ 
と※で挟んだ部分を永遠に繰り返されるというものです。

赤の太字が日露戦争に関わるキーワードです。
チャンチャンぼうってなんでしょうね?棒?坊?
後ろに”棒でたたくは・・・”があるのを見ると、棒かなという気がします。

犬殺しって怖いですね。
でも、昔は野犬が多かったので犬を捕まえて連れていく人がいたようですよ。

”土瓶の口から・・・”は砲台?

しりとり手毬唄のメロディは?

少し歌詞が違いますが、メロディーはこれですね。

いかがですか?このリズムで毬をつけるのか?と思わんでもないです。
この動画のように「しりとり唄」の方がしっくりくるような気がします。

レクを楽しむコツととして、
金の玉のくだりを恥ずかしがらずに歌いましょう!

関連記事