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二十四節気 夏至

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夏至

6月22~7月6日頃。

一年のうちで最も高く太陽が昇り、昼の時間がもっとも長くなります。
この日を境に少しずつ日脚が短くなっていきます。
この日の夜は世界のあちこちで、ろうそくの灯をともしてのんびりする「キャンドルナイト」がなされます。

【お中元】
日頃の感謝を込めて親しい人に品物を送ります。
元は中国で、
・1月15日の「上元」
・7月15日の「中元」
・10月15日の「下元」
に神様へお供え物と感謝をささげた風習が起源だそうです。
その中でも中元がお盆と結びついて定着したようです。

七十二候

二十四節気夏至の候は以下の3つです。

初候: 乃東枯る(なつかれくさかる)

ウツボ草

6月22~26日頃。

「乃東」とはウツボグサのこと。
もっとも昼が長い、つまり日照時間が長い夏至の頃に咲くにもかかわらず、他の植物と違ってこの時期にひっそりと枯れていきます。
別名「夏枯草(なつこそう)」といいます。

次候: 菖蒲華さく(あやめはなさく)

菖蒲

6月27~7月1日頃。

あやめが咲くころという意味です。
が、あやめは5月上旬に咲きますので、実はしょうぶのことではないかと推測されます。
しょうぶは5月上旬から6月下旬に咲きます。

ちなみに、かきつばたは5月中旬です。
あやめ、しょうぶ、かきつばたの区別がつきますか?

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末候: 半夏生ず(はんげしょうず)

カラスビシャク

7月2~6日頃。

夏至から11日目が「半夏生」です。
「半夏」というのは、この時期に花をつけるカラスビシャクの中国での呼び名です。
農業においても重要な節目の日で、この日まで田植えを終わらせていなかったら、秋の収穫量が減るといわれています。

この日の食事はタコ。
稲の根がタコの足のように多く張るようにという願いを込めて食べます。

【半夏雨】
半夏生に降る雨のこと。
以前は毒があると思われていて、井戸には蓋をしたそうです。

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