江戸切子の日
江戸切子の文様のひとつに「魚子(ななこ)」というのがあって、7(なな)5(こ)と語呂合わせました。
切子というのはカットガラスの技法を使って色々な文様をつけたコップなどのガラス工芸品で、「江戸切子」と「薩摩切子」があります。
江戸切子は、色のつき方が鮮明ではっきりとしているのが特徴です。
江戸切子以外にも東京には伝統工芸品がたくさんあります。
【Q1】八丈島で自生、または栽培された草木だけを使ってつくる絹織物で、色が黄、黒、樺の3色のみ。以前は黄色主体だったのでこのような名前がつきました。それはなんでしょう?
【答】黄八丈 または 本場黄八丈
【Q2】親が子の成長を願って贈る人形で、原型に溝を彫って衣装になる布地をはる独自の技法で作られます。衣装は宮廷衣装を着せてあります。
【答】江戸木目込(きめこみ)人形
【Q3】古くは武士の鎧兜など武具の一部として、また着物の帯締めとして使われるもので、華やかな京都のそれと違って、渋めの色使いが特徴のひもを何といいますか?
【答】くみひも
【Q4】インドで発祥し、中国などを通って日本に渡ってきた織物ですが、日本の江戸に渡ってからは、水質の影響でオリジナルにはない独特の渋みのある色を出すのに成功した織物は?
【答】江戸更紗
【Q5】ウミガメの一種タイマイの甲羅で作るメガネやアクセサリーなど。
タイマイは他のウミガメに比べ模様が美しいそうです。
【答】江戸べっ甲
穴子の日
あ7(な)5(ご)の語呂合わせ。
それと夏が旬で、ウナギ同様夏バテ予防の効果があることから制定されました。
同じ細長い系のものにハモがありますが、穴子は関東、ハモは関西で人気があります。
穴子は夜行性で、昼間は海底の砂泥や岩の隙間に潜って休んでいます。
昼間穴にこもっている姿から「穴子」という名前がついたと言われています。
穴子はどうやって食べるのが好きですか?
天ぷらや寿司ネタ、かば焼きなどが美味しいですね。
鐘の鳴る丘放送開始
1947年(昭和22)の今日、NHKラジオの連続ドラマ「鐘の鳴る丘」が放送開始しました。
復員兵の主人公加賀美が、戦災孤児のため家を作るというストーリー。
現実に「浮浪児」と呼ばれた戦災孤児が街にあふれていた時代で、家を作るために一生懸命な主人公と、次第に心を開き頑張って生きて行こうとする子供たちの姿が感動を呼び大ヒットしました。
「鐘の鳴る丘」というタイトルは、その家のとがった屋根の時計台に鐘がついていたことからつけられました。
【Q】「鐘の鳴る丘」の主題歌のタイトルは何ですか?
この曲もヒットして高校野球の入場行進曲になっています。
【答】とんがり帽子
歌のタイトルとドラマのタイトルが一緒と思っている人が多いです。
誕生日
●仲本工事(元ドリフターズ 1941年)
ドリフターズメンバー。体操選手としても東京都で2位の記録を残すなど優秀な選手でした。
独学のギターでジェリー藤尾のジャズバンドのメンバーの一人でもありました。
●藤圭子(歌手 1951年)
「新宿の女」「圭子の夢は夜ひらく」「女のブルース」など。
娘は宇多田ヒカルさん。